レノボ(Lenovo)は、パソコン・タブレット・スマートデバイスなどを製造している世界的メーカーです。
特にノートパソコン市場では高いシェアを誇り、同等スペックでも他メーカーより価格が抑えられている傾向があり、初心者からプロフェッショナルまで幅広い層に支持されています。ゲーム、仕事、学習、持ち運び用などあらゆるニーズに対応しているメーカーなので、選ぶ楽しさもあります。
本記事では、レノボのノートパソコンおすすめシリーズについて解説します。シリーズごとの違いやノートパソコンの選び方にも触れるので、パソコンを新調しようと検討している方はぜひご参考ください。
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レノボノートパソコンの強みと特徴
レノボノートパソコンの強みは、「信頼性」「コスパ」「選びやすさ」にあります。
レノボのノートパソコンは、同程度のスペックでも他メーカーより価格が1〜3割ほど安いことが多く、5〜10万円台で実用的なノートパソコンを入手できます。コスパ重視の入門モデルからゲーミングPCまで選択肢も幅広く、ユーザーを選ばないのもポイント。
法人や大学での採用実績が多く、長期間使いやすい設計になっています。
用途からレノボノートパソコンのシリーズを選ぶ
レノボのノートパソコンにはさまざまなシリーズがあるため、どのモデルを選べばよいか迷った際は、使用目的に合わせてシリーズを選ぶのが効率的です。以下では、代表的な使用用途別に、おすすめのレノボシリーズを紹介します。
1.ビジネス向け：ThinkPad・ThinkBook
ドキュメント作成やWebミーティングなどビジネスで使えるノートパソコンをお探しの際は、ThinkPadやThinkBookを検討しましょう。
ThinkPadは法人・プロフェッショナル・開発者向けになっていて、指紋・顔認証・TPM・スマートカードなどセキュリティレベルを上げる機能が多数搭載されています。
1-1.ThinkPadの人気シリーズと特徴
Xシリーズ – 持ち運び重視のモバイルモデル
薄型・軽量設計で外出先でも快適に使えるモバイルノート。特に「X1 Carbon」はカーボン素材を使用したフラッグシップモデルとして人気が高く、高級感あるデザインと長時間バッテリーを両立しています。出張や外出の多いビジネスパーソン、フリーランスにおすすめです。
Tシリーズ – 性能と耐久性のバランス型
ThinkPadの中核を担う定番モデル。USB-AやRJ45などポートが豊富で、頑丈な筐体設計により長期使用に耐えます。拡張性やポートの充実度も高く、ビジネス用途として広く導入されています。企業の情シス担当者や管理部門、長時間作業を行うビジネスユーザーに最適です。
Lシリーズ – コストパフォーマンス重視
性能と価格のバランスに優れたシリーズ。Tシリーズに比べて筐体はやや大きめで素材も簡素化されていますが、ビジネス用途に必要な機能をしっかりカバー。教育機関や中小企業での導入が多く、初期導入を検討している法人におすすめです。
Pシリーズ – プロ仕様の高性能ワークステーション
CADや動画編集、3Dレンダリングなど高い処理能力を必要とする用途向けに設計。NVIDIA RTXやXeonなどのハイエンドパーツを搭載でき、ISV認証済みアプリケーションとの高い互換性も特長です。エンジニア、映像クリエイター、設計・建築分野の専門職に適しています。
Eシリーズ – 個人・小規模向けのエントリーモデル
価格を抑えながら必要十分なパフォーマンスを備えたエントリーモデル。法人向けモデルよりサポート体制や素材は簡素化されていますが、事務作業やWeb会議用途には十分なスペック。個人事業主やSOHO、初めてThinkPadを使うユーザーにおすすめです。
1-2.Thinkbookシリーズの特徴
ThinkBookは中小企業・フリーランス・学生まで幅広く使えるビジネス向けノートPCシリーズで、普段使いには十分な耐久性があります。ThinkPadよりもスタイリッシュで手頃な価格帯ながら、業務用としても十分な性能と機能を備えているのが特徴です。
アルミ調の筐体や薄型・軽量の設計により洗練された見た目が魅力で、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも使いたくなるデザインです。ThinkPadに比べて価格帯は抑えめでありながら、業務に必要な性能・セキュリティ・インターフェースをしっかり備えており、法人導入やフリーランスの仕事用PCとしても十分に活躍します。
2.ゲーミング：Legionシリーズ
ゲーミングであれば、Legionシリーズがおすすめです。高性能・冷却性・コスパのバランスが非常に良いゲーミングノートPCで、最新のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズを搭載しているモデルもあります。Legion ColdFront 冷却技術により、高負荷時でも安定して動作するので、長時間のゲームや配信でも使いやすいでしょう。
リフレッシュレートやメモリなどにもこだわることができ、薄型・軽量でありながらハイパワーというメリットがあります。ゲーミングPCでも落ち着いたデザインが好きな人には、特におすすめです。
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3.クリエイティブ：Yogaシリーズ
動画編集・3DCG作成など、クリエイティブ作業に使うのであればYogaシリーズがおすすめです。
Yogaシリーズはデザイン・機能・パフォーマンスをバランス良く備えたノートパソコンです。ペン入力対応なので、Lenovo Precision Penなどのデジタルペンでイラストやメモを直接書き込めるなど、クリエイターにとって便利な使い方も可能です。Clip Studio、Krita、Adobe Frescoなど、イラスト制作ソフトを使う方にもおすすめです。
Yogaのクリエイター向け人気シリーズ
Yoga Pro – 高性能CPU&GPUを搭載したクリエイター向けモデル
最上級クラスの性能を誇り、NVIDIA RTX搭載モデルもあります。3K〜4K OLEDディスプレイで高い映像表現力を実現し、動画編集や3DCG、AIアプリケーションなどの重たい作業に対応。動画編集者やイラストレーター、映像制作などのプロフェッショナルに最適です。
4.学生：コスト重視でLenovoシリーズ
日々のレポート作成や調べ学習にパソコンを使いたい学生であれば、コストパフォーマンス重視でLenovoシリーズにするのがおすすめです。Lenovoシリーズはレノボのノートパソコンのなかでも比較的安価でオーソドックスなモデルであり、学業と趣味どちらにも対応する万能モデルとして広がっています。
高画質なモニターにすれば発表・資料作成に使いやすく、Officeソフト搭載のモデルもあるので、購入した直後から早速使えるのもポイント。小中学生など、初めてのパソコンデビューにもおすすめです。
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5.家庭、日常使い用：IdeaPad
Webブラウジングなど家庭用・日常使い用であれば、「低価格でもちゃんと使える」を実現したLenovoのスタンダードラインであるIdeaPadがおすすめです。学生・主婦・シニア層にも支持されている、家庭向けノートPCの定番であり、5万円台〜10万円台で購入可能です。まさに、メール・LINE・Zoomなど日常連絡用や、お子様のオンライン授業や家庭学習用に最適です。
用途からスペックを決める
レノボのノートパソコンは、用途からスペックを決めるのもおすすめです。スペックにこだわりたいときや、ストレスフリーな動作を第一に考えたいときは、以下を参考にスペックを検討してみましょう。
CPU
CPU（中央演算処理装置）はパソコンの頭脳ともいえる部分で、Intel（インテル）やAMD（エーエムディー）が大手CPUメーカーとして有名です。いずれも、シリーズの数字が大きくなるほど高性能なのでチェックしてみましょう。
Webブラウジングやレポート作成であればIntel Core i3 / Ryzen 3以上が、ゲーム・動画編集であればCore i7 / Ryzen 7以上が理想とされています。家庭用より少しスペックが高く、Webミーティングやofficeソフトをストレスフリーに動作させたいときは、中間スペックであるCore i5 / Ryzen 5前後を検討してもよいでしょう。
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メモリ
メモリ（RAM）はパソコンの作業スペースを司る部分であり、メモリが広ければ広いほど、複数のアプリを同時に快適に使えます。パソコンが一時的にデータを記憶しておくためのスペースとしても使われていて、作業中のアプリやデータは一度メモリ（RAM）に置かれ、CPUが処理します。
最低限8GBのメモリにすることを目安に、複数のアプリを同時に開いてマルチタスクをしたいときは12GBなど拡大させましょう。16GB以上あれば負荷のかかる作業でも使いやすく、32GB以上あるとハイスペックゲーミングや開発・3DCG制作などハイエンド向けの作業にも使えます。
一部のノートパソコンはメモリ増設に対応していますが、基板に固定されているモデルでは増設ができません。そのため、初期構成の段階で十分なメモリ容量を選ぶことが大切です。
ストレージ
ストレージはパソコン内のデータ保管容量を表す数値で、容量や種類によって起動速度・保存可能データ量・快適さが大きく変わります。最低128GBを基準に、日常利用でも256GBから512GBあると便利です。ゲーミングや動画編集をするときは、1TB以上あった方がよいでしょう。OSとアプリだけで約100GB使う場合もあるため、256GB以上にするのがおすすめです。
また、ストレージはHDD（ハードディスクドライブ）よりSSD（ソリッドステートドライブ）が主流になりつつあります。高速な読み書きが可能で動作音も少なく、動作が重く感じることもありません。必要であれば外付けSSD（USB接続）やクラウドを活用してストレージを増やすなど工夫し、データ容量を気にせずパソコンを使える環境を構築しましょう。
サイズ・重量
ノートパソコンを選ぶ際は、サイズや重量にも注目しましょう。特に持ち運びが多い方にとっては、日常の使い勝手に直結する重要なポイントです。
■ 画面サイズの目安
ノートPCの画面サイズは「○○インチ」で表され、用途によっておすすめのサイズが異なります。
- 11〜13インチ：コンパクトモデル
持ち運びやすく、カフェや外出先での利用に最適です。 - 14インチ前後：バランス型モデル
画面の見やすさと携帯性のバランスが良く、持ち運びの頻度が高い方におすすめです。 - 15.6インチ以上：大画面モデル
表示領域が広く、動画視聴や作業効率を重視したい方に。16インチ以上のモデルはデスクトップの代替機としても活躍します。
■ 重量の目安
重量は、日常的な持ち運びの負担に直結します。
- 1.2kg未満：超軽量モデル
長時間の移動や通学でもストレスが少なく、ビジネスパーソンや学生に人気。 - 1.3〜1.5kg：軽量モデル
軽さと性能を両立したモデルが多く、外出先でも活躍。 - 1.6〜1.8kg：標準モデル
据え置きでも持ち運びでも使える、オールラウンド型。 - 2kg以上：重量級モデル
基本は自宅での使用を想定。ゲーミングPCや動画編集用など、性能重視のハイエンド機種が多く見られます。
「リュックに入れて大学に毎日持ち運びたい」「家だけで動画編集もするから画面大きめがいい」など、自分のライフスタイルに合わせて最適なサイズ・重量を検討しましょう。
14.0型パソコン一覧
15.6型パソコン一覧
16.0型パソコン一覧
レノボノートパソコンは新品未使用品・再生品がおすすめ
レノボのノートパソコンをコストパフォーマンスよく購入したいときは、新品未使用品・再生品がおすすめです。
新品未使用品は、返品・キャンセル等で未使用のまま戻された新品同様の商品です。実質新品と同様に使えるにもかかわらず安価で、コストパフォーマンスが良い商品です。
再生品は、初期不良・返品・展示品などの理由で一度メーカーに戻された商品を、メンテナンスして再度販売されているものです。テスト済・クリーニング済なので状態が良く、同じスペックでも新品と比べて低価格です。
新品未使用品・再生品は、完全な新品と比べて2〜5万円安いことも珍しくありません。普段は手が出ないハイスペックPCやゲーミングPCも安価に購入できるので、自分の用途に合うものであれば検討してみましょう。
とにかくコスパ重視でいいPCがほしい人、予算は限られているけど性能は妥協したくない人にこそ、おすすめの選択肢です。
加賀マイクロソリューション直営通販ショップでは、新品未使用品・再生品のレノボノートパソコンを多数取り揃えています。レノボのノートパソコンの購入を検討されているのであれば、是非チェックしてみてください。
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