CPUは、パソコンの頭脳とも称される重要な部品です。
パソコンを購入する際、最も重要な選択肢のひとつが「CPUはAMDにするか、Intelにするか?」という点です。特にここ数年、AMDとIntelの性能差が拮抗し、選び方がより難しくなってきました。
AMDのCPU(Ryzen)とIntelのCPUは、いずれも高性能ではあるものの、得意分野が異なります。
本記事では、RyzenとIntelのCPUの性能を4つの視点で比較します。
どちらを購入するべきか悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
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Ryzen Intel はどっちがいい?
AMDのCPUは「Ryzen」というシリーズで展開されています。
RyzenとIntelのCPUの性能について、「コスパ」「ゲーム」「プログラミング/科学技術計算」「ビジネス」の観点でどちらが優れているかを解説します。
AMDのCPU Ryzenとは
RyzenはAMDというIntelの競合CPUメーカーが発売したCPUのシリーズのことです。
主なラインナップとしては、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9があります。
数字が大きいほど上位モデルとなり、Ryzen 9が最上位モデルです。
1-2.Coreシリーズを代表とするIntelのCPU
IntelのCPUといえば、大乗的なものが幅広いラインナップを揃えたIntel Coreシリーズです。その他にもエントリーモデルのIntel Pentiumシリーズ、低価格なIntel Celeronシリーズ等があります。
CoreシリーズはRyzenと同じく、Core i3、Core i5、Core i7、Core i9があり、こちらも数字が大きいほど上位モデルとなります。
RyzenとIntelどっちがおすすめ?目的、用途から解説

どちらのCPUが適しているかは、パソコン選びで優先する事項や、使用する用途によって異なります。この章では、用途ごとのおすすめCPUについて解説します。
コスパを重視するなら「Ryzen」
コスパを優先する場合は、Ryzenがおすすめです。
AMDは、半導体の製造を外部の大手業者に委託することで、低価格での商品提供を実現しています。これに対しIntelは、CPUを自社で生産するスタイルです。そのため、AMDの製品と比較して価格が高い傾向にあります。
また、消費電力もRyzenのほうが低い場合が多く、ランニングコストもおえられるでしょう。
ただし、最近では、AMDの製品のほうが価格で上回るモデルもあります。「Intelが高い」と一概には言い切れない点に注意してください。
ゲーム用途なら「Intel」
ゲーム性能を重視する方は、Intelを選ぶとよいでしょう。
IntelのCPUは「シングルコア性能」が高く、ひとつの作業を高速で行うことに長けています。そのため、パソコンゲームのように負荷の高いソフトやアプリも、IntelのCPUなら快適にプレイできるのです。
また、Intelの内蔵型グラフィックが搭載されていないモデルでは、グラフィックボードを自分好みにカスタムできます。
一方、AMDの製品の大半は搭載モデルとなっており、グラフィックボードをカスタムできないことが多いです。搭載されていないものは型が古く、性能が低いため、使用は推奨されません。
なお、ゲーム実況を配信したい場合には、複数の作業を処理する性能も求められます。
IntelのCPUでもCore i7・Core i9などはマルチタスクに強いため、チェックしてみるとよいでしょう。
プログラミングや科学技術計算なら「Ryzen」
Ryzenは複数の処理を効率的に行え、ビルド時間を短縮できるため、プログラミングや科学技術計算に最適です。
プログラミングでは、ソースの記述や動作を確認する作業を、繰り返し行わなければいけません。また、科学技術計算では、複数のソフトやアプリを用いて、大量の演算を同時に行う必要があります。
Ryzenは、複数のタスクを同時に処理する「マルチコア性能」が高いため、上記のような作業も高速に行えます。一方のIntelのCPUは、1つのタスクの高速処理に長けている反面、複数の処理が苦手です。
プログラミングや複雑な計算をする機会が多い場合は、Ryzenを中心に検討するとよいでしょう。
ビジネスで使うなら「Intel」
ビジネス用途ではIntelがおすすめです。
IntelのCPUは単一作業の処理に優れているため、Microsoft Officeソフトがスムーズに動作します。Word・Excel・Power Pointなどでの作業効率が向上するでしょう。電子メールを確認する際にも、Outlookを速やかに起動できます。
また、「オープン・イメージ・デノイズ」というノイズ除去フィルターに対応しているため、良質な音声でのWeb会議が可能な点も魅力です。
これに対しRyzenは、ソフトの起動に時間がかかりやすい傾向にあります。
【比較結果】「AMD」のCPUはコスパ・プログラミング、「Intel」はゲーム・ビジネスにおすすめ
RyzenとIntelのCPUを比較すると、Ryzenはプログラミングに適しており、コスパがよい特徴があります。
一方のIntelのCPUは、1つのタスクを処理する能力が高く、ゲームやビジネス用途でおすすめです。
どのような目的でパソコンを利用するのか、そして何を重視したいのかを踏まえて、最適なCPUを選びましょう。
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