画像・動画・コードの生成にAIを使いたい場合、「どんなPCを選べばいいの?」と疑問に思う方は多いでしょう。
結論として、生成AIをクラウドで使う場合は高スペックPCは不要であり、ローカルで使う場合はGPUを中心に高スペックPCが必要です。
本記事では、用途別にGPU・CPU・メモリの選び方など、AI向けPC選びのポイントを整理して解説します。
さらに高性能PCがお得に購入できる、新品未使用品・再生品も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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画像・動画・コード生成AIはPCスペックで快適さが大きく変わる
生成AIを使うために必要なPCスペックは、「クラウド・ローカルのどちらで使うのか」 と 「何がしたいか」 の2点で大きく変わります。
まずは全体像をつかみましょう。
クラウド利用とローカル利用で必要スペックは別物
生成AIの利用に必要なスペックは、以下のとおりです。
- クラウド型生成AI:生成処理はサーバー側で行うため、中程度のスペックでも使える
- ローカル型生成AI:GPU(VRAM含む)、CPUなどのマシンスペックが速度と品質を左右する
クラウド型生成AIとローカル型生成AIの違いは、以下表のとおりです。
| クラウド型 | ローカル型 | |
|---|---|---|
| 代表的なサービス | Midjourney、DALL-E 等 | Stable Diffusion・ローカルLLM 等 |
| 生成処理を行う場所 | サービス側のサーバー | 自身のPC |
| メリット | ・PCへの初期投資を抑えられる ・環境構築が不要ですぐ使える ・常に最新モデルを利用できる | ・月額課金なしで使い放題 ・データが外部に出ず情報漏洩の心配がない |
| デメリット | ・月額費など継続コストがかかる ・ネット接続が必須 ・データが外部サーバーに送られる | ・高性能GPUなどPCへの初期投資が大きい ・環境構築やアップデートの手間がかかる |
つまりローカルで本格的に画像や動画を生成したい人ほど、PCスペックへの投資が必要となります。
特に重要なのがGPUとVRAMです。
AIの処理は並列計算を得意とするGPUの性能が生成速度を、AIモデルを読み込むVRAMの容量が扱えるモデルの規模と品質を左右します。
具体的な必要スペックは後述します。
クラウド中心でも「生成後の作業」で性能差が出る
クラウドで生成する場合も、ある程度のPCスペックは必要です。
理由は、画像や動画を生成した後の作業にPCスペックが必要となるからです。
具体的に、クラウド型AIで生成した後、以下の処理をローカルPCで行うことが想定されます。
- 生成した画像の色味をPhotoshopなどで修正・加工
- 生成した動画に、編集ソフトでカットやテロップを加え、動画ファイルとして出力
- 生成したプログラムコードを、開発ツール上で実際に動くか確認・修正する
これらの工程は、生成そのものとは別に、CPU・メモリ・ストレージへ負荷をかけます。
クリエイティブな現場では、生成はクラウドに任せても、その前後の制作作業にPCスペックが必要となります。
具体的に必要なPCスペックは、後ほど解説します。
画像・動画・コード生成で使われる主なAIツール
ここでは画像・動画・コードの、代表的なツールを紹介します。
主なツールの一覧は、以下のとおりです。
| クラウド型 | ローカル型 | |
|---|---|---|
| 画像生成 | Midjourney、DALL-E、Adobe Firefly | Stable Diffusion ※クラウド型あり |
| 動画生成 | Google Veo 3・Runway | Stable Video Diffusion ※クラウド型あり |
| コード生成 | GitHub Copilot、Cursor、Claude Code | ローカルLLM(Llama・Qwen 等) |
画像生成:Midjourney・DALL-E(クラウド)/Stable Diffusion(ローカル可)

画像生成AIはクラウド型サービスが多くあります。
生成処理をサービス側のサーバーが担うため、PCスペックに左右されずに高品質な画像を生成できます。
- Midjourney:画像生成AIの代表格。芸術性の高い画像表現に定評があり、プロのクリエイターにも広く使われている。
- DALL-E:OpenAIの画像生成AI。指示を出すだけで手軽に画像を生成できる。
- Adobe Firefly:アドビの画像生成AI。Photoshopの生成塗りつぶしなどにも統合されており、生成から編集までシームレスにつなげられる。
一方、手元のPCで動かすローカル型を選ぶ人も増えています。生成回数の制限がなく、モデルの選択など自由度が高いためです。
- Stable Diffusion:ローカル画像生成の代表格。自分のPCで使う場合は、後述するVRAM容量が生成速度に影響する。
動画生成:Google Veo 3・Runway(クラウド)/Stable Video Diffusion等(ローカル可)

動画生成の分野も画像生成AIと同様にクラウド型サービスが多数あります。
- Google Veo 3:Geminiの有料プランやFlow、Vertex AIから利用できる動画生成AI。
- Runway:動画の生成・編集を幅広く扱えるサービス。
クラウド型の動画生成は手軽ですが、生成回数の制限や月額コストがネックになります。
そこで選択肢となるのが、ローカル型の動画生成AIです。
- Stable Video Diffusion:Stability AIが開発した動画生成AI。1枚の画像から数秒程度の動きのある動画を生成できる。
コード生成:GitHub Copilot・Cursor・Claude Code(クラウド)/ローカルLLM

コード生成の分野もクラウド型が主流です。
エディタ上で補完や生成を行う仕組みのため、PCへの負荷は比較的軽く済みます。
- GitHub Copilot:GitHubのコード生成AI。エディタ上でコードを自動補完してくれる。
- Cursor:Anysphereが開発したAI搭載のコードエディタ。チャットで指示しながらコードを書ける。
- Claude Code:AnthropicのコーディングAI。指示を出すとファイル編集からテストまで自律的にこなす。
一方、機密性の高いソースコードを外部サーバーに送れないケースでは、ローカルLLMを自身のPC環境で動かす選択肢があります。
- Llama・Qwen:MetaやAlibabaが公開するローカルLLMの代表格。無料で入手でき、コードが外部に送信されない。
【用途別】必要スペックの目安表
用途ごとに「どのくらいのスペックが必要か」を早見表にまとめました。
| 利用形態 | 用途 | VRAM | その他スペックの目安 |
|---|---|---|---|
| クラウド | 画像生成(Midjourney等) | 不要 | CPU:Core i5/Ryzen 5 メモリ:16GB |
| 動画生成(Google Veo 3等) | CPU:Core i5/Ryzen 5 メモリ:16GB | ||
| コード生成(GitHub Copilot等) | CPU:Core i5/Ryzen 5 以上 メモリ:16~32GB | ||
| ローカル | 画像生成(Stable Diffusion等) | 8~16GB | CPU:Core Ultra5~7/Ryzen AI5~7 メモリ:16~32GB |
| 動画生成 | 16~24GB | CPU:Core Ultra7/Ryzen AI7 以上 メモリ:32GB | |
| コード生成(ローカルLLM) | 24GB以上 | CPU:Core Ultra7/Ryzen AI7 以上 メモリ:64GB |
クラウドでの画像・動画・コード生成が中心なら、一般的なビジネス向けPCでも十分に対応できます。
必要以上に高性能なPCを選ぶと、オーバースペックになるので注意しましょう。
逆に、ローカルで生成AIを利用する場合はスペック不足に注意しましょう。
特に、VRAM容量は重要ですので、早見表を確認したうえでPCを選んでください。
なお、GPUやVRAMは、次章で詳しく説明します。
パーツ別の推奨スペックと選び方
ここからは生成AIをローカルPCで利用したい方に向けて、必要な主要パーツを解説します。
一般的なPC選びと異なり、GPUやVRAMが重要になる点を押さえましょう。
GPU:最重要パーツ。RTX搭載モデルとVRAM容量の目安
ローカルで生成AIを動かすうえで、最も重要なパーツがGPUです。
特にVRAM容量が、生成できる画像サイズや対応可能な生成AIモデルを決めます。
用途別の目安は次のとおりです。
- VRAM 8GB:軽い画像生成なら動くが、SDXL(Stable Diffusionの高解像度版モデル)の利用は難しい
- VRAM 12〜16GB:SDXLでの画像生成や、軽めの動画生成が快適になるライン
- VRAM 24GB以上:本格的な動画生成やローカルLLMの実行が可能
GPUはNVIDIA RTXシリーズが定番で、用途に応じたモデルが選べます。
本格的にローカルで生成AIを使いたい場合は、VRAM12GB以上を推奨します。
なお、クラウド中心の使い方なら、高性能GPUは不要です。
CPU・メモリ・SSD:Core Ultra 7以上/32〜64GB/512GB〜2TB
GPU以外のパーツも、快適に作業を行うための重要な要素です。目安は次のとおりです。
- CPU:Core Ultra 7 や Ryzen AI 7 以上。画像の加工など、生成後の作業を快適にする。
- メモリ:標準は32GB、ローカルAIを本格的に利用するなら64GB。
- ストレージ:512GB〜2TB。AIモデルのファイルは数GB〜数十GBと大きく、生成物も加わって容量を圧迫するため、大容量モデルが安心。
特に見落とされがちなのがCPUです。
GPUが強くてもCPUが非力だと、GPUの性能を活かしきれないことがあります。
新しい選択肢:Ryzen AI Max等の大容量統合メモリ搭載機
Ryzen AI Maxは、AI処理性能を大幅に強化したAMDの最上位クラスのプロセッサです。
CPU・GPU・NPUを1チップに統合してメモリを共有する設計で、最上位のRyzen AI Max+ 395は128GBの統合メモリのうち最大96GBをVRAMに割り当てられます。
これにより、専用グラフィックボードなしで大規模ローカルLLMを動かせます。
ローカルでの画像生成はもちろん、動画編集などの制作作業や、負荷の高い3D処理まで一台でこなせる性能となります。
高性能PCを安く買いたいなら新品未使用品・再生品
生成AIをローカルPCで利用したい場合、高性能なスペックが必要となり、どうしても購入費用が高くなります。
そこでおすすめしたいのが、新品未使用品・再生品です。
新品未使用品や再生品とは、以下の商品です。
- 新品未使用品:返品・キャンセルなどで未使用のまま戻された新品同様のもの
- 再生品:初期不良などで回収された製品をメーカーや専門業者が再整備したもの
いずれも市場に出てから早い段階で回収されているため、使用歴がほとんどなく、状態が良好な点が特徴です。
また、中古とは異なり品質基準をクリアした状態で出荷されるため、見た目も性能も新品に近いコンディションで使えます。
新品未使用品・再生品にはランクがありますが、新品との価格差は以下のとおりです。
| ランク | 特徴 | 新品からの割引率(目安) |
|---|---|---|
| S | ほぼ新品(目立ったキズ無し) | 約10〜40%OFF |
| A | 外観にややキズや汚れあり | 約20〜50%OFF |
| B | 外観に目立つキズや汚れあり | 約30〜55%OFF |
加賀マイクロソリューション直営通販ショップでは、各メーカーの新品未使用品・再生品を多数取り扱っています。
ぜひ一度、加賀マイクロソリューション直営通販ショップをチェックしてみてください。
おすすめ高性能PC3選
ここからは、AI活用に強い高性能モデルを3つ紹介します。
3機種はGPUのタイプがそれぞれ異なり、得意なAIの使い方も変わります。
ローカルAIを本格的に動かしたいのか、クラウドAIを中心に動かしたいのか、用途に合わせて選んでください。
HP ZBook

| メーカー展示品 | 新品 | |
| 価格(税込) | ¥511,920 | — |
| 参考モデル | HP ZBook Ultra G1a 14(2025年3月発売) | |
| 参考スペック | Ryzen AI Max+ PRO 395/128GB/2TB/14型 | |
※価格は2026年7月時点。
HP ZBookは、HPが展開するモバイルワークステーションのシリーズです。
クリエイターやエンジニアなど高い処理性能を求めるユーザーを対象としており、3DCADや映像制作、AI開発などの負荷の高い作業に対応します。
シリーズには以下のラインナップがあります。
- ZBook Firefly:薄型軽量モデル(VRAM 4GBまで)、AI機能は軽作業のみ。
- ZBook Power:性能と携帯性のバランス型(VRAM 8GB)、画像生成が可能。
- ZBook Studio:薄型ハイエンド(VRAM 8GB)。軽さと性能を両立したい制作者向きで、ローカルAI適性はPowerと同等。
- ZBook Fury:最上位モデル(VRAM 16GB)。SDXLなど本格的なローカル画像生成の推奨ライン(VRAM 12GB以上)を満たせるモデル。
- ZBook Ultra:Ryzen AI Max搭載の新型。VRAM容量では他を圧倒し、大規模なローカルLLMまで動かせる。
| HP ZBookシリーズの当店レビュー 3DCAD用のノートパソコン(モバイルワークステーション)として購入しました。まだ使ってませんがスペック的には申し分ないようです。展示品だったようですが見た目は新品同様でかなり安く本物かと思うくらいです。メーカーサイトでは手が届かないくらい高かったので。 |
Lenovo ThinkPad T14

| 再生品 | 新品(価格.comより) | |
| 価格(税込) | ¥215,420 | ¥232,980 |
| 参考モデル | ThinkPad T14 Gen 6(2025年4月発売) | |
| 参考スペック | Core Ultra 7 258V/32GB/1TB/14型 | |
※価格は2026年7月時点。
Lenovo ThinkPad T14は、ThinkPadのなかでもビジネス向けに位置づけられるシリーズです。
ThinkPad T14シリーズは専用GPUを搭載しないのが基本で、VRAMも持たないため、SDXLなどの本格的なローカル画像生成には向きません。
一方で「Core Ultra」や「Ryzen AI」の搭載モデルは、「Copilot+ PC」に対応しているものもあり、画像編集や翻訳などのAI機能を利用できます。
本格的な生成はクラウドAIに任せて、編集・制作をスマートにこなしたい「クラウド中心派」に合ったシリーズです。
| Lenovo ThinkPad T14シリーズの当店レビュー とてもきれいな状態で満足です。ThinkPadはタイピングしやすく、丈夫で気に入っています。 |
Lenovo ThinkPad P14/P16

| 再生品 | 新品 | |
| 価格(税込) | ¥279,140 | — |
| 参考モデル | ThinkPad P16s Gen 3(2024年5月発売) | |
| 参考スペック | Core Ultra 7 155H/64GB/1TB/NVIDIA RTX 500 Ada/16型 | |
※価格は2026年7月時点。
Lenovo ThinkPad P14/P16は、ThinkPad Pシリーズに属するモバイルワークステーションです。ThinkPad Pシリーズは、CAD・3D制作・データ解析・AI開発など、専門的で負荷の高い用途に向けて設計されています。
最大の特徴は、NVIDIA RTXなどの専用GPUを搭載できる点です。
各シリーズの特徴は以下のとおりです。
- P14s:生成後の編集など軽めのAI作業向き。
- P16s:16型のエントリー。大画面で軽めのAI作業をしたい人向き。
- P16v:16型のミドルクラス。ローカル画像生成まで対応。
- P16:SDXLなど本格的な生成利用が可能。
ローカルAIの利用用途に合わせて、シリーズを選べます。
| Lenovo ThinkPad Pシリーズの当店レビュー 早く届きすぎて1度受け取り損ねて再配達をお願いする羽目になりました。しかし、リファビッシュ品とはいえ、この充分なスペックの品が安いなぁと思いました。梱包も安心できる丁寧なものでしたね。 |
まとめ:用途と予算で選べば失敗しない
生成AIを使いたい場合のPC選びは、次の順番で考えると整理しやすくなります。
- クラウドかローカルかを決める
- 画像・動画・コードのどれを作るかでVRAM容量を決める
- 生成後の編集・制作まで見据えてCPU・メモリを確認する
最高スペックを求める必要はなく用途に合ったスペックを見極めましょう。
またローカルで生成AIを利用する場合は、高性能なPCが必要となります。
お手頃価格で購入したい方は、ぜひ一度、当店加賀マイクロソリューション直営通販ショップをチェックしてみてください。
コスパ重視でAI PCを選ぶなら新品未使用品・再生品!


