Chromebookは、軽作業や日常使いを目的とする場合に最適なパソコンです。
ただし、OSがWindowsやMacと異なるため、使用できるアプリにも違いがあります。また、安価で購入できる分、スペックは低いため、使用用途に合わせて選ぶ必要があるでしょう。
今回は、Chromebookの特徴や他のノートパソコンとの違い、メリットやデメリット、用途別のおすすめスペックについて解説します。
Chromebookの購入を検討している方は本記事を参考にしてください。
新品同等の再生品・新品未使用品やリファビッシュ品PCが格安!
富士通・レノボ・ASUS・HPなどの人気PC多数
Chromebookの特徴と他のノートパソコンとの違い
Chromebookは、Google社が開発したChrome OSを搭載したノートパソコンです。
Microsoft社のWindowsや、Apple社のMacに比べて設計がシンプルなぶん、価格が低く、動作が軽い特徴があります。Windowsはライセンス料が有償ですが、Chrome OSは無償で提供されています。そのため、メーカーは端末だけの価格で販売可能で、全体として価格が安くなっています。
OSが異なるため、WindowsやMacとアプリの互換性はありませんが、Google Play ストアやChrome ウェブストア、AndroidアプリなどGoogleが提供するさまざまなサービスを利用できます。
また、Chromebookのデータは基本的にクラウドに保存されるため、本体が破損しても、データは消滅しません。
保存先のGoogleドライブは、15GBまで無料で利用可能です。
Chromebookのメリット|こんな人におすすめ!
この章では、Chromebookのメリットと、どんな方におすすめかをご紹介します。
1.起動してすぐに使える
Chromebookのメリットは、本体の起動やアプリの立ち上がりが速いことです。
起動時間が速く、基本的な業務や学習に必要な機能が揃っているため、文書作成やWebサイトの閲覧などの軽作業に最適です。
2.安全性が高い
また、Chrome OSにウイルス対策機能が搭載されており、自動でアップデートを行うため、最新のセキュリティ性を保てます。Windowsアプリのファイル形式「.exe」の拡張子に対応しておらず、マルウェア感染の可能性が少ないことも安心です。
Chromebookのセキュリティ性能はビジネスや教育の場でも評価されており、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の対応モデルも発売されています。
3.セットアップが簡単
簡単なセットアップで、すぐに使い始めることが出来ることはクロームブックの大きなメリットです。Googleアカウントを既にお持ちであれば、ログインするだけで、面倒な設定は不要です。
低価格なこともあって、パソコンを初めて購入する学生や子供用のPCを探している方、予算を抑えて軽作業したいパソコン初心者におすすめです。
また、Androidスマートフォンと同じアプリを共有できるため、Androidユーザーの方にもChromebookはおすすめできます。
Chromebookのデメリット|購入前に知っておくべき注意点
Chromebookは安価な分、デメリットと感じる機能制限もあります。
1.Windows・Mac用のアプリを使用できない
Chromebookのデメリットは、Windows・Mac用のアプリを使用できないことです。
例えば、Word・Excel・PowerPointなどのoffice系アプリはインストールできません。ただ、Googleが提供するスプレッドシート、ドキュメント、スライドなどのアプリで代替可能なので、あまり不自由は感じない方も多いでしょう。
2.基本的にオフラインでは使えない
WebブラウザのChromeを使用するパソコンなので、基本的にオフラインの状況では使えません。ただ、前もってオフラインで利用できるように設定しておくと、特定のファイルが利用できるようになります。
3.処理が重い作業には不向き
また、Chromebookは搭載メモリが4~8GBとなっており、処理が重い動画編集やゲームには不向きです。
「使用したい機能やアプリを使えるか」「使えない場合の代替策はあるか」「使えたとしても、問題なく動作するか」などを、購入前に確認しておきましょう。
Chromebookの選び方|用途別おすすめスペック

ここでは、用途別のChromebookの選び方を解説します。
購入後に悔いの残らないように、使用イメージに合わせてスペックを選びましょう。
用途 | 重視するべき要素 | 備考 |
---|---|---|
作業をスムーズに進めたい | CPU | Intel Core i5以上 |
PCの使用感を重視したい | メモリ | ・価格重視の場合:4GB ・複数のタブやアプリを同時に操作する場合:8GB以上 |
持ち運びのしやすさ・画面の見やすさを重視したい | 画面サイズ | ・持ち運んで作業する場合:10〜13インチ ・自宅で作業する場合:15インチ以上 |
外出先でも使いたい | バッテリー駆動時間 | 10時間以上 |
クラウド以外で保存したい | ストレージ容量 | 128GB以上 |
タブレットとしても使いたい | 2in1タイプに該当するか | ・イラスト作成や動画視聴の機会が多い場合:タブレットタイプ(キーボードを完全に取り外せる) ・キーボードを使う機会が多い場合:コンバーチブルタイプ(キーボードを360度回転させて画面の背面に固定できる) |
PCをテレビやモニターに接続したい | 外部接続用端子付き | HDMI・USB Type-Cへの対応 |
Chromebookは動作が軽く低価格|学生やパソコン初心者におすすめ
Chromebookは、スペックを抑えたシンプルな設計で動作が軽快なうえに、安価で購入できるメリットがあります。
一方、Windows・Mac用のアプリはインストールできないため、別のOSから乗り換える場合は注意が必要です。
購入を検討する際は、本記事でご紹介したChromebookのメリット/デメリットや、選び方などをぜひ参考にしてください。
新品未使用品・再生品なら、Chromebookがお得に買える
加賀マイクロソリューション直営通販ショップでは、初期不良などで返品された商品を使える状態にした「再生品」や全く使用されていない「新品未使用品」を新品よりも格安で販売しています。
Chromebookも適宜入荷がございますので、高コスパPCを安く買いたい方は、是非ご検討ください。